ホイールコーティングのメリットと意識する事
車は、走らなければ意味がなく、走らせれば傷つくものです。傷がつきやすい部品として挙げられるのは、フロントバンパーやヘッドライト周り、ボンネットやホイールです。ホイールは、路面に非常に近いところにある事や自車の走行によって跳ね上げた小石や砂などがホイールに傷をつけます。自動車の排気ガス中にはの油分が少なからず含まれていて、雨が降ると路面から油分が染み出ることもあります。ホイールはその油分もかぶっているので、放置すると表面に施された塗装や被膜の劣化につながります。
【ホイールコーティングのメリット】
ボディコーティング同様にホイールの表面に薄い皮膜を形成して、汚れを防ぎ洗車を容易にしてくれるホイールコーティングは、小石や砂による細かな傷はもちろん、ブレーキダストや油汚れをつきにくくして、ホイールを守ってくれます。コーティング自体はボディコーティングなどと同じで決して難しいものではないので、比較的簡単に施工可能と言えます。DIYで施工できるコーティングもあるので、新車のうちに、あるいはホイール購入後に時間の経たないうちにコーティングしてしまうのがおすすめと言えます。洗車が楽になるメリットがあるホイールコーティングは、傷だけでなく、汚れも付きやすいホイールですが、コーティングをすることにより、より少ない水の量で洗車する事が可能になります。ホイールの奥にはブレーキなどもあるので、ジャブジャブと水をかけて洗うのは良いとは言えないので注意です。軽く水を流して汚れを浮かせて、ウエスで拭いてあげれば綺麗になります。手入れが楽になるので、気になる汚れはすぐに掃除できるのもメリットと言えます。雨水が付いても撥水効果を発揮してくれるものもあるので、そもそも汚れが付きにくいというメリットもあります。欧州車にありがちなブレーキダスト問題ですが、欧州車のブレーキは非常に効きがいいと言われますが、効きがいい反面ダストが多いのが特徴です。ブレーキダストと効きの問題はやはり比例してしまうものです。特にドイツ車は非常に顕著で、ドイツ車に乗っていた方は、経験のある方も多いと思いますが、旅行に行って帰ってくるだけでホイールが汚れている事もあると思います。これに雨が加わるとさらにひどく、ホイールの汚れから目を背けたいほどと言えます。複雑なデザインのホイールは、なかなか手の入りにくいところに限ってブレーキダストが溜まってしまい、なかなか汚れが落ちないケースもあります。ホイールコーティングをしておくことでさっと水洗いでも綺麗にダストを落とせるようになります。高圧洗浄機やスチームなどを使う手もありますが、時間も手間もかかるものなので、コーティングだけで簡単に落とせるのは良いと言えます。
【自動車の足元を支えるホイールのコーティング】
何よりも先ににホイール交換やインチアップをする人も多いかと思いますが、安くなってきたとはいえ、ホイール交換は割と一念発起と言えます。大切なアルミホイールをいつまでもきれいに保つためにも、ホイールコーティングをしておくと良いです。ホイールの内側もコーティングすることもおすすめです。カーショップなどで売っているコーティング剤を使ってDIYをしてみるのも良いと言えます。ホイールガラスコーティングは、耐熱性や耐久性に優れたガラス系素材と界面活性剤からなる皮膜が、アルミホールの表面をしっかり保護し、しつこいブレーキダストの固着を防ぎます。汚れも落としやすくしてくれて、ホイールコーティングの効果が、1年ほど持続するとしたら嬉しいものです。ホイールコーティングを最初に行う人であれば業者などに相談してみる事も良いです。