洗車はこまめにするけど、ホイールの掃除は汚れが凄いからちょっと苦手といった方は意外に多いのではないでしょうか。そんな方の強い見方がホイールコーティングです。そこで今回は、ホイール掃除が苦手な方にホイールコーティングがおすすめな理由についてご紹介したいと思います。
ホイールコーティングについて
ボディコーティングをご存知の方は多いと思います。コーティングする事で汚れが付きにくくなったり、汚れ落としが非常に簡単な事から施工している方は多いと思います。ホイールコーティングも同様に、ホイールコート剤をホイールの表面に塗布する事で、薄い皮膜を形成して汚れが付くのを最小限に抑えてくれます。特にホイールは自動車パーツの中でも、小石や砂による細かな傷や、制動時に発生するブレーキダストや油による汚れが付着しやすく落としにくいといった懸念があります。ホイールコーティングは、そういった過酷な環境からホイール守ってくれるありがたい存在といえます。ホイールコーティングはブレーキダストの軽減に役立つということです。
ホイールコーティングの効果について
一番の効果は日常的な洗車が非常に簡単になるという事です。ホイールコートを施工した場合は、これまで落ちにくかったブレーキダストなど、水洗いで簡単に落とす事ができます。水洗い後は乾いたウエスで拭きあげるだけでとても綺麗に仕上げる事ができます。これだけお手入れが楽になりますので、気になる汚れはすぐに落とす事ができますので常に綺麗な状態を保つ事ができるようになります。さらには、ホイールコート剤の中には撥水効果を発揮してくれるものもありますので、そういった場合には汚れが付きにくくなるといった効果も望む事ができます。
施工方法について
ホイールコーティングはボディコーティングとは異なり、決して難しいものではありません。比較的簡単に施工が可能な事から専門業者へお任せする方法以外に、市販のホイールコート剤を塗布するといったDIYで施工できるコーティングなども用意されています。それほど難しいものではありませんので、腕に自信のある方や挑戦してみたい方など、費用的にも安く済ませる事ができます。なお、施工前にはホイールの汚れやサビ、ブレーキダストなどを綺麗に除去した上でコーティングを施します。なお、汚れ落としの際には、まずは中性洗剤でしっかり洗います。なお、黒い粒上の汚れはピッチやタールになりますので、専用のピッチクリーナーを使うと落としやすいです。それでも汚れが落ちない場合に、ブレーキダストいわゆる鉄粉になりますので、アイアンリムーバーやブレーキダストリムーバーを使用する事でしっかり汚れを除去する事ができます。なお、新車購入時あるいは、新品のホイール購入時には、基本的に汚れはついていませんので、軽く中性洗剤で洗っておく事をおすすめします。ちなみに、新車のうちに、あるいはホイール購入後、時間の経たないうちにコーティングを行う事が一番のおすすめといえます。
気になる料金と効果期間について
ＤＩＹの場合であれば、市販のホイールコート剤は数千円程度で購入する事ができます。また、専門業者へ依頼する場合には、ホイールサイズによって異なりますが、1本数千円から、4本セットで1万円から2万円程度が相場となっています。また、身近な存在でもある自動車メーカーからもオプションとして取り扱っているところもあり、数千円程度で行ってくれます。なお、効果の持続期間は市販のものでは数か月から1年程度、専門業者で行った場合では1年から2年程度は持続するといわれています。ただし、使用環境に大きく左右されるために、あくまで目安となります。
おしゃれは足元から、という言葉があるとおり、車も足元でもあるホイールを綺麗にしておく事が大切です。せっかくボディーを綺麗にしていても、ホイールが汚れていてはせっかくの愛車がくすんでしまいます。興味のある方は、この機会にホイールコーティングを施工してみてはいかがでしょうか。